【S33最終20位】不思議ジガルデカイオーガ

S33お疲れ様でした。

 

 

【レンタル】



 

【構築経緯】

 いつもトップメタの並びを使っていたため、今回はオリジナリティのある構築を組みたいと思いジガルデからスタート。

 ジガルデの相方としてヌケニン、起点作成や詰ませのできるスカーフミミッキュ、受け系統に強く出られるメテオビームテッカグヤを採用。

 ここまででカバルドン展開や地面タイプが重かったためカイオーガを採用。

 最後に珠アタッカーとしてラキヌオー、ポリゴン2やイベルタルに強く出られるエースバーンを採用。

 

【個体紹介】

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ジガルデ@食べ残し
特性: スワームチェンジ
性格 : 慎重
実数値 : 213(236)-121(4)-142(4)-×-149(164+)-128(100)
技構成 : サウザンアロー / 蛇睨み / とぐろを巻く / 身代わり

 テンプレジガルデ。まずはこのポケモンを選出することを考えます。蛇睨みで中速アタッカー(カイオーガテッカグヤ、またはジガルデ自身)を通すことやとぐろを巻くでの詰ませなど様々な立ち回りができるのが魅力です。

 技選択がとても難しいポケモンでありますが、メタが厚くなかったことから通りの良い構築が一定数存在しそれらには高確率で勝つことができました。(主にバドザシ。)

 

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カイオーガ@突撃チョッキ
特性 : 雨降らし
性格 : 控えめ
実数値 : 185(76)-×-110-222(252+)-160-133(180)
技構成 : 潮吹き / 雷 / 熱湯 / 原始の力

 撃ち合い性能の高いチョッキカイオーガです。バドザシにはこのポケモンかエースバーンを初手ダイマックスさせてジガルデヌケニンで詰める動きが強力でした。

 氷打点が欲しい試合はなかったので原始の力を採用しました。ヌケニンへの初見殺しとなり使用感は良かったです。

 

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ヌケニン@気合の襷
特性 : 不思議な守り
性格 : 寂しがり
実数値 : 1-156(252+)-45(-)-×-50-92(252) 
技構成 : ポルターガイスト / 影打ち /  鬼火 / 堪える

 様々な伝説に幅広く選出できる枠。今期はバドザシが多く通りがよかったです。メジャーなステロ撒き(カバルドン、ラッキー)にカイオーガとエースバーンが強いので腐りづらかったのもよかったです。

 

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ミミッキュ@拘りスカーフ
特性 : 化けの皮
性格 : 陽気 (※ミント補正)
実数値 : 131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)
技構成 : じゃれつく / ゴーストダイブ / 電磁波 / トリック

 スカーフトリックと電磁波でジガルデの起点を作れる他、行動保障を盾に対面の駒としても使える枠。ドラゴンの一貫を切れるのも強いです。

 補助技はジガルデやカイオーガとの相性を考えて電磁波。鬼火を入れてゼクロムに可能性を残すよりは他の試合を拾った方が良いと考えました。なぜかゼクロムにはまあまあ勝てたのでこれでよかったと思います。

 

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テッカグヤ@パワフルハーブ
特性 : ビーストブースト
性格 : 控えめ
実数値 : 173(4)-×-123-174(252+)-121-113(252)
技構成 : エアスラッシュ / メテオビーム / 身代わり / 宿り木の種

 ムゲンダイナ絡みにミミッキュ、ジガルデと合わせて選出することで高い確率で勝つことができました。しかしながらそれ以外の構築には基本的に選出できないので別のポケモンでもよかった気がします。要検討枠。

 

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エースバーン@命の珠
特性 : リベロ
性格 : 意地っ張り
実数値 : 155-184(252+)-95-×-96(4)-171(252)
技構成 : 火炎ボール / 飛び膝蹴り / 飛び跳ねる / ギガインパクト

 ラキヌオーやポリゴン2が絡んだサイクルを崩せるほか、バドザシサンダーランドラキヌオーのような構築に初手ダイマックス→ジガルデヌケニンで詰める動きが強いです。

 飛び膝蹴りはラッキー、ポリゴン2への最高打点となり非ダイマ時にヌオーへの反動がない打点となるのが強いです。不意打ちが必要な場面はなかったのでこれでよかったと思います。

 

【結果】

TN 燃やシールド  20位
TN テオ                34位 

 

【感想】

 バドザシに高確率で勝てたのはよかったですが、構築全体に命中不安が多かったこと、特定の構築(ザシホウオウやゼクロム、レシラム、キュレム)にかなり厳しい展開になるのは反省点でした。

 周りがどんどん強くなっているので自分も負けないよう頑張りたいです。

【S31最終28位】バドザシじゃんけんタイム

S31お疲れ様でした。

 


【レンタル】

 

【構築経緯】

バドザシを使いたかったのでここからスタート。珠サンダーと組み合わせたら強そうなと思ったのでこちらも採用。

メタモン対策で受け回しもできるラキヌオー、崩し枠でエースバーンに強そうな顔をしているウオノラゴンを採用。

 

【個体紹介】

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ザシアン@朽ちた剣
特性 : 不撓の剣
性格 : 意地っ張り
実数値 : 193(204)-242(236+)-136(4)-×-136(4)-176(60)
技構成 : 巨獣斬 / 氷の牙 / インファイト / 電光石火

 最強伝説です。黒バドと組ませると相手に(黒バドの起点になるのを防ぐため)ダイジェットを強要できる点、2加速を許しづらいことからスカーフバドレックスの上を取られる危険性が少ない点が強いと感じました。

 じゃれつくが欲しい相手がいないと思い運ゲするために氷の牙を採用しましたが、一度も上振れませんでした。

 

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黒バドレックス@拘りスカーフ
特性 : 黒のいななき
性格 : 控えめ
実数値 : 185(76)-×-125(196)-228(180+)-121(4)-177(52)
技構成 : アストラルビット / ワイドフォース / ドレインキッス / トリック

 このルールで強い伝説です。こだわりスカーフを持たせることでダイジェットへの切り返しができる点、耐久に振ったことによる撃ち合い性能が優秀です。

 ザシアンにも共通するのですが、ほぼ全ての相手に上から行動できるので下振れが少ない点が強いと感じました。

 このポケモンをもう少し動かしやすくできる取り巻きを考えるべきでした。(ラキヌオーと組み合わせるなら襷で良かったと思います。)

 

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サンダー@命の珠
特性 : 静電気
性格 : 控えめ
実数値 : 165-×-106(4)-194(252+)-110-152(252)
技構成 : 放電 / 暴風 / 身代わり / 羽休め

   最強ダイジェッター。ザシアンのいないTierの落ちた軸(イベルネクロなど)に一貫する点が強力です。

 技構成は非ダイマ時にも動かしやすくできる構成にしました。追加効果で勝つことが多かったのでこれで正解だったと思います。

 最速ランドロスにS関係がバレるのを嫌い静電気にしましたが、ポリゴン2のPPを枯らしたりカイオーガとのS関係がわかるプレッシャーの方が良かった気がします。

 

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ウオノラゴン@拘り鉢巻
特性 : 頑丈顎
性格 : 意地っ張り
実数値 : 165-156(252+)-120-×-101(4)-127(252)
技構成 : エラ噛み / 逆鱗 / けたぐり / 寝言

 崩し枠でありエースバーンに強そうな見た目をしている点を評価し採用しました。しかしながら攻め駒+ラキヌオーのような構築に対し選出択になってしまい全く安定しませんでした。もっと適任な駒がいた気がします。じゃんけん要素1。

 

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ラッキー@進化の輝石
特性 : 自然回復
性格 : 呑気
実数値 :335(76)-×-62(252+)-55-142(180)-49 (※S個体値0)
技構成 : シャドーボール / 歌う / ステルスロック / 卵産み

 相手のカイオーガに好き放題されるのを嫌い採用しました。しかしながら瞑想持ちや珠カイオーガには返り討ちにされてしまう点が難点でした。

 黒バドレックスに後投げする言い訳としてシャドーボールを採用しました。予想通り弱かったので別の技を採用すべきでした。

 

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ヌオー@食べ残し
特性 : 天然
性格 : 腕白
実数値 :202(252)-105-150(252+)-×-86(4)-55 
技構成 : 地震 / 欠伸 / 守る / 自己再生

 コピーザシアン対策枠。数的有利をとった際のTODのコマとしても重宝しました。しかしながらラキヌオーの突破力が皆無なので、数的不利をとると即負けになる点が問題でした。

 ラキヌオーで受け回しすか殴って倒す選出にするかの選出択になることが多かったので取り巻きをこの駒が動きやすいようにすべきでした。じゃんけん要素2。

 

【結果】

TN テオ 28位

 

【感想】

 タイトル通り選出択になることが多く安定感がなかったものの、バドザシで上から殴っていたので下振れが少なかったのは良かったと思います。

【S29最終17位】強行ザシイベル

S29お疲れ様でした。

 

【レンタル】(6/18  削除しました。)

 

【構築経緯】

S28のユウキさんの構築の使用感が良かったのでこれにいくつか変更を加えました。
特に重要なのは以下4つです。

①ザシアンをHAベースにし、ワイルドボルト+剣の舞→噛み砕く+電光石火
トリトドンの守る→波乗り
マンムーの岩石封じ→こらえる
④ウオノラゴンのギガインパクト→けたぐり

 

【個体紹介】

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ザシアン@朽ちた剣
特性 : 不撓の剣
性格 : 意地っ張り
実数値 : 197(236)-242(236+)-136(4)-×-136(4)-172(28)
技構成 : 巨獣斬 / じゃれつく / 噛み砕く / 電光石火

 最強伝説。原案ではSに多めに割いた型でしたが、電光石火が欲しい場面があまりに多かったため先制技のリーチを伸ばせるHAベースにしました。まれにザシアンミラーで同速が起きたのでSを少し伸ばしても良いかもしれません。

 ゼルネクロ構築に選出する際にネクロズマへの打点が欲しいと考え、インファイトと噛み砕くを試しました。噛み砕くは主にヌケニンに刺さり、インファイトナットレイガオガエンなどへの最高打点となります。最終的には面白半分で噛み砕くを使っていましたが、ヌケニンが大きく減少した今ではインファイトの方が良いと思われます。

 

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イベルタル@命の珠
特性 : ダークオーラ
性格 : 控えめ
実数値 : 201-135(-)-116(4)-201(252+)-118-151(252)
技構成 : 悪の波動 / デスウイング / 熱風 / 不意打ち

 対策をしていない相手に無類の強さを誇るポケモン。ザシアンのいない構築にはほぼ必ず選出しました。

 イベルタルミラーで打ち合う必要があるのでCSぶっぱ。最速ザシアンが一定数いたのでこの判断は正解だったと思います。

 不意打ちの枠はダイウォール媒体になる羽休めや追い風も候補ですが、本構築のSラインが低めであり上から縛りたい場面が多かったため不意打ちを採用しました。

 

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サンダー@アッキの実
特性 : 静電気
性格 : 図太い
実数値 : 197(252)-×-150(252+)-145-110-121(4)
技構成 : 放電 / 暴風 / 電磁波 / 羽休め

 みんな大好き静電気爆弾。もちろんザシアンに投げます。

 アッキサンダーには身代わりが採用されることも多いですが、ザシアンに剣の舞を積まれたら全抜きされかねない本構築では電磁波一択。接触攻撃をしてこない相手(ゼルネアスなど)に麻痺を入れ、こちらのザシアンで縛るという動きもできるのが良かったです。

 ザシアンとの補完が抜群であり、ほぼ全ての試合で選出しました。

 

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トリトドン@食べ残し
特性 : 呼び水
性格 : 生意気
実数値 : 208(252)-104(4)-103(116)-113(4)-130(132+)-53(-)
技構成 : 波乗り / 地震 / 欠伸 / 自己再生

HB : 陽気A252珠ランドロスの「ダイジェット」確定耐え

 ザシオーガ絶対倒すマン。欠伸で対面操作したのち回復技を持たない相手に攻撃する動きが強いです。

 このポケモンを使う上で大事なのが、積極的にダイマックスを切ること。ザシアンをダイアースで突破して要塞化を狙ったり、カイオーガ絶対零度を防いだりする動きが強いです。ザシオーガに対しては基本的にこのポケモンダイマックスを切ります。

 波乗りの枠は熱湯も候補ですが、サンダーに火傷が入ってしまうと欠伸が入らなくなることが問題だと感じたので追加効果のない波乗りにしました。ただ、カイオーガの冷凍ビームで凍ったら溶かせないのも問題なので好みの範囲だと思います。

 ゴチルゼルがいても割り切って選出した方が勝率が高いので選出していました。(仮に捕まっても状況次第では突破できます)

 

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ウオノラゴン@拘りスカーフ
特性 : 頑丈顎
性格 : 意地っ張り
実数値 : 165-156(252+)-120-×-101(4)-127(252)
技構成 : エラ噛み / 逆鱗 / けたぐり / 眠る

 エラガミマシーン。ホウオウ、ムゲンダイナ絡みのサイクルに対して選出します。

 ホウオウナットレイに対してはナットレイにダイナックルを打ち、相手のナットレイダイマックスを使わせる動きが強いです。この並びのナットレイカイオーガ意識で配分がHDであることが多いのも追い風でした。

 ただ、終盤のホウオウナットはバドレックスと組まれていることも多かったので、眠るの枠を噛み砕くに変えた方がよかったかもしれません。

 無振りゼルネアスを高確率でワンパンできるのも魅力的でしたが、HBゼルネアスの開拓が向かい風でした。

 

マンムー@気合の襷
特性 : 鈍感
性格 : 意地っ張り
実数値 : 185-200(252+)-101-×-80-132(252)
技構成 : 地震 / 氷柱落とし / 氷のつぶて / こらえる

 襷枠。珠サンダーに対面有利で、ザシアンを大きく削れるのが良いです。

 氷柱落としを採用することで、ラキヌオーを確率次第で突破でき崩し性能を持たせられるのは良かったですが、ジガルデやルギア、襷ランドロスなど氷柱針が欲しい相手も多かった上に技を外すたびに発狂していたので氷柱針でも良いです。ゆきなだれは後攻技でありアッキサンダーに何もできないので個人的にはなしかなと思います。(接触技でもあるためゴツゴツメットや鉄のトゲ、静電気にも触れてしまいます)

 特性は何も考えずに鈍感にしてしまいましたが、この特性のおかげで勝った試合はなく、炎技や氷技を受ける機会がそれなりにあったので間違いなく厚い脂肪の方がいいです。

 こらえるを採用することで相手のダイマックスのターンを枯らせるのが良かったです。イベルタルにダイウォールの媒体を採用していないので特に重宝しました。

 

【結果】

TN  Coco 1st   17位
TN  ロウワー   26位

 

【感想】

 2ロムとも最終1桁チャレまで行きましたが勝ちきれませんでした。追加効果のある技を被弾する回数が多かったり、環境トップのサンダー+ザシアンに不利であることなどからザシイベルという軸自体が上位に勝ち進むのは難しかったかなと思います。

【S27最終17位】ザシオーガヌケニン

S27お疲れ様でした。

 

 

【レンタル】(5/14 削除しました。)

画像

 

【構築経緯】

 サックーさんにボコられたので構築パクって一部改悪した。

 

【個体紹介】

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ザシアン@朽ちた剣
特性 : 不撓の剣
性格 : 意地っ張り
実数値 : 197(236)-242(236+)-136(4)-×-136(4)-172(28)
技構成 : 巨獣斬 / じゃれつく / インファイト / 電光石火

 伝説枠1。禁止伝説の中でもダイマしない状態での性能が非常に高いこと、イベルタルの処理が圧倒的に容易になる点を評価しています。竜王戦ルールとは違いHBサンダーを他の禁止伝説で処理できるためこのルールではかなり強い伝説だと思います。

 技構成は巨獣斬、じゃれつく、電光石火は確定で、残りはナットレイに打つインファイトドヒドイデの個体数が非常に少ないことからワイルドボルトの優先度は低かったように思われます。

 後述するヌケニンでミラーでの撃ち合いを回避できるのが良かったです。

 

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カイオーガ@食べ残し
特性 : 雨降らし
性格 : 図太い
実数値 : 205(236)-×-146(180+)-170-160-122(92)
技構成 : 熱湯 / 冷凍ビーム / 瞑想 / 身代わり

 伝説枠2。ザシアンと合わせて日食ネクロズマやムゲンダイナ、ホウオウを処理しやすくなる点が優秀だと感じました。

 後述するウオノラゴンと合わせて水無効(トドンヌオーゲロゲ)で処理されるのが弱いと感じたので瞑想型。弱くはありませんでしたが汎用性が落ちてしまうのが欠点でした。

 

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ヌケニン@気合の襷
特性 : 不思議な守り
性格 : 寂しがり
実数値 : 1-156(252+)-49(-)-×-50-92(252) 
技構成 : ポルターガイスト / 影打ち /  鬼火 / 堪える

 歪んだ構成でないザシオーガを完封できる枠。メタモン対策としても非常に優秀で、かなりの試合に選出しました。(B個体値メタモンを確定1発にするためにもっと下げるべきでした。)

 相手のカバルドンカイオーガとウオノラゴンで牽制しているのでカバ入りにも積極的に選出しました。「カバ見せてるからこないだろ」という舐めた選出を何度もされたのでうまく噛み合ってたと思います。ザシオーガヌケニンミラーでは鬼の選出択を迫られますが、お互い選出しないことが多かったです。

 

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カバルドン@オボンのみ
特性 : 砂起こし
性格 : 腕白
実数値 : 215(252)-132-154(12+)-×-123(244)-67
技構成 : 地震 / 欠伸 /  ステルスロック / 怠ける

 普通のカバルドン努力値調整はボックスにいたものをそのまま使っただけですが特に問題はなかったです。強引に寝かせる択を取られてしまうとその後の動きが窮屈になる点が弱かったです。また寝かせてでもカバを処理する動きを咎められない点、数的不利を取りやすくそれを打開するのは相手を寝かせても困難である点から非常に弱いポケモンだと思います。独自のヌケニン耐性から最後まで使用しましたが選出は非常に慎重に行いました。見せポケ1。

 

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ウオノラゴン@拘りスカーフ
特性 : 頑丈顎
性格 : 意地っ張り
実数値 : 165-156(252+)-120-×-101(4)-127(252)
技構成 : エラ噛み / 逆鱗 / けたぐり / 眠る

 ハピヌオーみたいなのを崩せる枠。取り巻きのザシアンや黒バドゼルネに弱いのでもちろん選出しない。見せポケ2。

 

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サンダー@命の珠
特性 : 静電気
性格 : 臆病
実数値 : 165-×-106(4)-177(252)-110-167(252+)
技構成 : ボルトチェンジ / 暴風 / 熱風 / 羽休め

 選出した覚えがほぼない。見せポケ3。

 

【結果】

TN Irceus  17位

 

【感想】

サックーさんが強いだけ。

 

【S22最終11位 / S23最終4位】獄炎サンダーザシアン

S23お疲れ様でした。今回初めて最終1桁をとれました。
かなり完成度の高い構築と自負しているので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

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【レンタル】(11/19 削除しました。)

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【構築経緯】

  平凡ノ助さんのS21の並び (ザシアン / ヒヒダルマ / バルジーナ / ヌオー / ヒードラン / マンタイン) の使用感が良かったのでこれをベースとし、以下の変更を加えました。

①ウーラオスが重いのでゴツメ枠をヌオー→サンダー
②ヌオーを外したことにより地面枠が必要になったのでマンタイントリトドン
③ヌオーを外したことによりメタモンが厳しくなったので、ザシアンの技構成をヒードランへの打点がないものへと変更
④崩しが不足しているためヒヒダルマを鉢巻へ変更
バルジーナがそもそも黒バドに勝てない、黒バド以外に全く出せない、マンムーガブリアス、ジガルデが重いことからポリゴン2へと変更

 

【コンセプト】

・ザシアンミラーのSラインで勝負しない。
・勝てない伝説を作らない。
・受け駒を絡めてザシアンを通す。

 

【個体紹介】

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ザシアン@朽ちた剣
特性 : 不撓の剣
性格 : 意地っ張り
実数値 : 197(236)-242(236+)-136(4)-×-136(4)-172(28)
技構成 : 巨獣斬 / じゃれつく / 炎の牙 / 剣の舞

 めっちゃ遅いザシアン。ミラーのSライン争いはあまりにも不毛であること、Sを上げてしまうと耐久か火力のどちらかを犠牲にしなければならず単体性能を損なうことからSラインは準速エースバーン抜きにとどめました。

 技構成がヒードランに打点がないものとなっているため、メタモンにコピーされてもヒードランに引いて安全にサイクルを回すことができます。(ただし逆にヒードランをコピーされてしまうとザシアンで倒せないので注意が必要です。)剣の舞はゴツメや静電気の試行回数を減らすのに重宝しました。

 ダイマックスのない環境ではザシアンを上から縛ったりザシアンに受け出して切り返していける駒が限られており、改めてこのポケモンが環境トップであると感じました。

 

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サンダー@ゴツゴツメット
特性 : 静電気
性格 : 図太い
実数値 : 197(252)-×-150(252+)-145-111(4)-118 (S個体値27)
技構成 : ボルトチェンジ / 暴風 / 電磁波 / 羽休め

 ザシアンの最高の相方でタイプ補完が抜群です。主に相手のザシアンに麻痺を入れる役割を担当していました。

 電磁波の採用に関してですが、接触攻撃をしてこない相手にも麻痺を入れられるため、ゲームプランが非常に立てやすかったです。本構築のSラインが低〜中速となっているので、麻痺を入れることによってS関係が逆転することが多く、切り返しや詰ませにおいて非常に有効でした。受け駒を多く採用しているので長いサイクルができ、痺れ待ちができる点も優秀です。

 ザシアン構築を組むなら必須のポケモンだと思います。

(※シーズン22ではS個体値Vのものを使っていました。)

 

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トリトドン@綺麗な抜け殻
特性 : 呼び水
性格 : 呑気
実数値 : 208(252)-103-132(252+)-113(4)-102-53(-)
技構成 : 熱湯 / 地震 / ド忘れ / 自己再生

 水の一貫を切れる見せポケ。選出機会が少なかったので対カイオーガに特化した型を使いました。(とはいえザシアン軸に出すことも考えて配分はHBです。)

 残飯瞑想カイオーガに対してもド忘れ地震でザシアンの圏内に入れる予定だったのですが、全て氷漬けになって負けました。

 綺麗な抜け殻を持たせることでカイオーガゴチルゼルのようなサイクルに崩されず、逆に相手を簡単に崩すことができて非常に優秀でした。

(※シーズン22では持ち物 : オボンのみ、性格: 図太い、技構成 : 熱湯 / 大地の力 / 身代わり / 自己再生でした。)

 

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ヒードラン@食べ残し
特性 : 貰い火
性格 : 穏やか
実数値: 198(252)-×-126-150-173(252+)-98(4)
技構成 : マグマストーム / 大地の力 / 挑発 / 守る

 本構築の核となるポケモンです。唯一無二の対ムゲンダイナ性能を持ち、日食ネクロズマにも地震が無ければ有利です。メタモン対策として全く汎用性を欠いていないのも優秀です。ザシアンに対してもインファイトがなければ勝てますし、あってもサンダー引きとの択にすることができます。

 ヒードランの欠点として不利対面を取る相手に大きく隙を見せるというのがありますが、エースバーンやウーラオスにはサンダー、水タイプにはトリトドンランドロスガブリアスといった地面タイプにはポリゴン2を後投げできるので、構築単位でケアが利きとても動かしやすかったです。

 マグマストームの命中不安を加味しても採用価値のあるポケモンであると考え最後まで使用しました。

 

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ポリゴン2@進化の輝石
特性 : アナライズ
性格 : 図太い
実数値 : 191(244)-×-156(252+)-125-115-82(12) 
技構成 : トライアタック / シャドーボール / 冷凍ビーム / 自己再生

 黒バドレックスに「アストラルビットを打たないでください」とお祈りをする枠です。このポケモンがいると黒バド使いの手元が狂い、サンダーやザシアンにエスパー技を打ってくるようになるのでこれらのポケモンの行動回数を増やすことができました。

 構築単位で重いマンムーガブリアス、ジガルデに強いことがとても優秀です。交代際に上振れ要素を押し付けられるのがいつも通り強かったです。

 

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ヒヒダルマ@拘り鉢巻
特性 : 五里霧
性格 : 意地っ張り
実数値 : 180-211(252+)-75-×-76(4)-147(252)
技構成 : 氷柱落とし / フレアドライブ / 地震 / 岩雪崩

 上5体で不足する崩しの枠です。主にヌオー絡みのサイクルに選出していました。

 他の崩しの駒(鉢巻ウーラオス、鉢巻カイリュー)と比べるとムゲンダイナ+ヌオーの並びを崩せる点、ドヒドイデに毒菱を撒く隙を与えない点が優秀だと考えました。

 岩雪崩はホウオウ意識で採用しました。

 

【構築の要点】

・単体性能の高い受け駒

 本構築の核となる部分はサンダー、ヒードラントリトドン、ポリゴン2の受けサイクルです。この4体に共通しているのが、上振れ性能とある程度の攻撃性能があることです。これにより交代際で負荷をかけることができ、後手に回らないサイクルを形成することができました。

・搦め手や崩しへの回答、崩し性能の確保

 軸の受け駒4体のサイクルは強力ですが、上からの高火力(ザシアン、鉢巻ラオスなど)やトリック、こちらが崩すことのできないサイクルに対しては大きく後手に回ってしまいます。これらへの回答がザシアンとヒヒダルマです。ザシアンは高い攻撃力と素早さから多くのアタッカーを上から縛ることができ、トリックを打ってくる相手にも後出しが利きます。相手にはこちらの受けを崩すこととザシアンで縛られないこと両方を満たした立ち回りを要求することができました。またヒヒダルマは火力がバカなので受け駒が再生技を打ってくるタイミングで着地させることで相手が受からない状況を作ることができました。

 

【結果】
S22
TN ソード  11位

S23
TN Longinus  4位 

【感想】
 初めての最終1桁とても嬉しいです。過去に1桁チャレを3回失敗したりS22では11位から最後勝っても順位が変わらなかったりしたこともあり今回4位という順位をとれてほっとしています。この結果に慢心することなく今後も頑張っていきたいです。

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【S21最終46位】双竜サンダーザシアン

S21お疲れさまでした。記念として残そうと思います。

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【レンタル】(10/24 公開終了しました。)

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【構築経緯】

 24日まで4桁を反復横跳びしていたがザシアンとサンダーとポリ2は強かったのでここからスタート。

 地面枠はカバルドンを使っていたが自分がカバを使うのがあまりに下手すぎるためランドロスに変更。

 相手のウオノラゴンと地面タイプが強すぎるのでこちらもウオノラゴンを採用。

 最後にムゲンダイナ+ヌオーを崩せて見た目ダイナに強そうな珠両刀ドラパルトを入れて完成。

 

【コンセプト】

対面操作から高火力アタッカーを着地させ、数的優位を取って逃げ切る。

 

【個体紹介】

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ザシアン@朽ちた剣
特性 : 不撓の剣
性格 : 意地っ張り
実数値 : 189(172)-244(252+)-135-×-135-179(84)
技構成 : 巨獣斬 / じゃれつく / ワイルドボルト / 炎の牙

 伝説枠です。他の伝説枠と比べて耐性、攻撃性能が高いと感じたため採用しました。

 Sラインは遅めのザシアンを抜くためにかなり高く設定したつもりだったのですが、最終日は抜かれていることの方が多く完全にミスでした。

 サブウェポンに炎の牙を採用することで、ハッサムギルガルドヌケニンを迅速に処理できて便利でした。

 

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サンダー@ゴツゴツメット
特性 : 静電気
性格 : 図太い
実数値 : 197(252)-99(-)-150(252+)-145-111(4)-110 (S個体値10)
技構成 : ボルトチェンジ / 熱風 / 蜻蛉返り / 羽休め

 ザシアンとタイプの補完が優れていると思い採用しました。 リスクリターンの計算しにくい暴風の採用は見送り、蜻蛉返りを採用することで地面タイプの後出しにも対応することができました。

 最終日に静電気を全然引いてくれませんでした。悲しい。

 

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ポリゴン2@進化の輝石
特性 : アナライズ
性格 : 図太い
実数値 : 191(244)-×-156(252+)-125-115-82(12) 
技構成 : トライアタック / シャドーボール / 身代わり / 自己再生

 黒バドレックス対策です。イカサマではなくシャドーボールを採用することで黒バドを乱数で落とせる他、裏のウーラオスに一貫しやすくなります。トーチカや鉄のとげに触れなくて良いのもよかったです。

 身代わりは冷凍ビームでも良いのですが、低速の崩し(ドヒドイデやヌオー)に抗うために今期も身代わりを採用しました。

 

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ウオノラゴン@拘り鉢巻
特性 : 頑丈顎
性格 : 陽気
実数値 : 165-142(252)-120-×-101(4)-139(252+)
技構成 : エラ噛み / 逆鱗 / 眠る / 寝言

 相手のウオノラゴンが最強すぎるために採用しました。ウオノラゴンミラーが多発したので性格は陽気にして立ち回りやすくしました。 

 最終日に気づいたのですが、基本的にウオノラゴンをウオノラゴンでみる選出をされることが多く、相手のウオノラゴン交代が見える場面では積極的に逆鱗を押すべきだと思いました。(特に相手がカバノラゴンの場合)

 

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ランドロス@突撃チョッキ
特性 : 威嚇
性格 : 意地っ張り
実数値 : 181(132)-216(252+)-111(4)-112(-)-101(4)-126(116)
技構成 : 地震 / 岩雪崩 / 蜻蛉返り / 草結び

 当初はステロを搭載したクッションだったのですが、構築単位でムゲンダイナがキツすぎるのと地震を一貫させるのが強いと感じたためアタッカーに変更しました。

 草結びでヌオーを殺すつもりだったのですが、そのような場面は1回もなかったです。

 

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ドラパルト@命の珠
特性 : クリアボディ
性格 : せっかち
実数値 : 163-172(252)-85(-)-152(252)-96(4)-178(+)
技構成 : ドラゴンアロー / 流星群 / 火炎放射 / 竜の舞

 ムゲンダイナ+ヌオーのようなサイクルを崩すのと見た目ムゲンダイナに強い駒が欲しいので採用しました。

 実際にはダイナにワンパンされるので受け以外には全く出せませんでした。もっと汎用性ある駒にした方が良さそうです。

 ヌオーの地震エアームドのアイへが痛かったのでDに下降補正をかけるべきでした。

 

【結果】

TN Altale 46位

【後語り】

 最終日の夜に日本語ロムを溶かして朝起きた後英語ロムを動かすも2連敗、ダメかと思ったそのとき急に流れが来て全勝して2100に乗せることができました。

 構築自体は決して強いとは言えませんでした。特にアタッカームゲンダイナにはなすすべなくほぼ負けてました。あとカイオーガもキツかったです。

 とても上位を目指せるものではなかったので次は完成度の高い構築を作れるよう頑張っていきたいと思います。

 

 

 

【S19最終16位 / S20最終18位】実力のウーラオス、運だけのポリゴン2

S19、20お疲れ様でした。自己ベストを大きく更新できた一方、壁を破れずに悔しいシーズンともなりました。

 

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【レンタル】(8/4 公開終了しました。)

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【構築経緯】

 ウツロイドに強い枠であるドリュウズを半年振りに使ってみたくなりここから組み始めました。そこで自分がS13で使っていたドリュサンダーラオスポリ2の並びをそのまま持ってきました。

 ここまででウオノラゴンが厳しいのと、受け回しをやってみたいと思ったので、ドヒドイデ+スカーフミミッキュを採用しました。

 当初はドリュウズを珠で採用していましたが、試運転をするとポリゴン2が破格の性能をしていることに気づき、ドリュウズにはダイマックスを切らずとも性能を発揮できる襷を持たせました。また、崩しを行う駒として、ドリュウズの代わりにウーラオスに珠を持たせました。

【コンセプト】

・確率の一方的な押し付け

・選出と立ち回りの幅を広くする

 

【個体紹介】

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ポリゴン2@進化の輝石
特性 : アナライズ
性格 : 控えめ
実数値 : 191(244)-×-114(28)-154(116+)-128(100)-83(20)
技構成 : トライアタック / 冷凍ビーム / 身代わり / 自己再生

 構築の軸です。幅広い相手に対応することができ、ダイマックスを絡めた強引な処理も可能な最強ポケモンです。

 トラアタと冷ビを連打することで追加効果をたくさん引くことができ、勝利に貢献してくれました。

 身代わりは相手の技の追加効果を防げるので下振れを防ぐことができ、事故が続いてレートが溶けることを防ぐ必須の技でした。

 シーズンを通して運が良いと感じることができたのは間違い無くこのポケモンのおかげでした。

 

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サンダー@鋭い嘴
特性 : 静電気
性格 : 臆病
実数値 : 165-×-106(4)-177(252)-110-167(252+)
技構成 : ボルトチェンジ / 暴風 / 怪電波 / 羽休め

 冠環境最強ポケモンです。鋭い嘴を持つことで確定数が変わる相手が多く、相手に考慮外の火力を押し付けることができます。命の珠とは違いダメージが入らないので、ダイマックスを切らずとも高い性能を発揮できます。

 構築単位でナットレイジバコイルが重いので怪電波は熱風と選択ですが、ピクシーなどを意識して怪電波を採用しました。

 

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ドリュウズ@気合の襷
特性 : 砂かき
性格 : 陽気
実数値 : 185-187(252)-81(4)-×-85-154(252+)
技構成 : 地震 / アイアンヘッド / 岩石封じ / 剣の舞

 地面枠です。冠環境終盤ではランドロスが大流行しましたが、対ウツロイド性能、非ダイマ時の動かしやすさ(≒サンダーとの同時選出のしやすさ)を考えると最後までこのポケモンしかいないと考えました。

 圧倒的に逆風な環境でしたが、構築に必要な要素の埋め合わせとして活躍してくれました。

 

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ドヒドイデ@黒いヘドロ
特性 : 再生力
性格 : 呑気
実数値 : 157(252)-83-224(252+)-73-163(4)-49(-)
技構成 : 熱湯 / 毒突き / 毒々 / 自己再生

 ウオノラゴンに強く、ポリゴン2と合わせて受け回しを行う枠です。毒を入れて相手を疲弊させる動き、ミミッキュのサポートから詰ませる動きがとても強力でした。

 毒突きはトーチカと選択ですが、タイプ相性を無視して居座るフェアリーを大きく削るために毒突きを採用しました。カプ・レヒレに崩しを任せているパーティーにはEasy winを取れました。

 

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ミミッキュ@拘りスカーフ
特性 : 化けの皮
性格 : 陽気 (※ミント補正)
実数値 : 131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)
技構成 : じゃれつく / ゴーストダイブ / 鬼火 / トリック

 ちょっと珍しいミミッキュ。スカーフトリックで相手の積みアタッカーを機能停止にしたり、鬼火を絡めて受けポケモンで詰ませる役割を担います。

 化けの皮を盾にあいてと殴り合ったりゴーストダイブダイマターンを枯らしたり様々な動きができます。

 格闘とドラゴンの一貫を切れて受け回しの補佐ができるのはこのポケモン特有だと感じました。

 

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水ウーラオス@命の珠 (※通常個体)
特性 : 不可視の拳
性格 : 陽気
実数値 : 175-182(252)-120-×-81(4)-163(252+)
技構成 : 水流連打 / インファイト / 雷パンチ / 冷凍パンチ

 上5体で崩せないサイクル(ドラン絡みやカバウツロなど)を崩します。相手視点まず命の珠を考えることはないため、不意のダイマックスから高火力を押し付けて崩す動きが強力でした。

 ヒードランドサイドンと対面させて裏に通る技を打つことで数的有利を取る動きを多用しました。

 

【構築の要点】

確率の一方的な押し付け

 ポリゴン2は相手のサンダーやポリゴン2と膠着状態になることが多く、その際にトラアタや冷凍ビームの運を押し付けることができます。

 確率の押し付けは拒否権がなく、追加効果を引いた瞬間に試合終了ということも少なくありませんでした。

 身代わりを採用することで相手のポリゴン2の追加効果を防ぐことができ、ポリ2ミラーでは高い確率で勝つことができました。

 

ダイマックスを誰にも切れる柔軟な試合展開

 この構築はドヒドイデ以外誰にダイマックスを切っても強く、好きなタイミングでダイマックスを切ることができ、プレイングの幅が広がりました。またダイマックス枠を固定しない副産物として選出幅を広くすることもできました。

 

対応範囲の広さ (対面、崩し、受け)

 この構築はポリゴン2を軸にした攻めよりのサイクルが基本ですが、襷ドリュウズミミッキュを絡めた対面的な選出、ウーラオスを絡めた崩し選出、ポリドヒドミミッキュの受け回しなど様々な選出ができるようになっています。

 相手に応じてこれらを使い分けることで、対応範囲を広げることができました。

 

【結果】

S19

TN ソード  16位
TN シールド 24位

 

S20

TN Anima  18位
TN コスモス 28位

 

【後語り】

 自身の記録を大きく更新できた一方、勝負所で負けたのが悔やまれます。(結果的にAnimaロムは放置で10位でしたが10位取るくらいならせっかくなら1桁取りたいので潜ったのは正解でした。) この悔しさを糧にさらなる高みを目指していきたいと思います。